ポカミス
2013-12-16
管理部 佐藤です。
今年も残すところ、約2週間となりました。
今年は板金部の新設で、引っ越しや品質・環境MSマニュアルの全面改定等、多忙な日々が続き、あっという間に過ぎ去りました。皆様方のご協力により、板金業務も軌道に乗り、順調に進んでおります。板金が追加されたことにより、業務の幅が広がり、更なるサービス向上につながると確信しておりますので、ご興味を持たれましたら、お気軽にお問い合わせください。
ところで、先週の土曜日に「品質会議」という全体会議が行われました。会議名の通り、会社の品質向上を目的とした会議です。今回の会議では過去3年間の不良をもとに分析を行った結果を発表しました。やはり目立ったのは金属のせん断加工がメインの弊社とは切っても切れない関係にあるバリ不良でしたが、今年度に入って多発しているポカミスにスポットをあてて議論してみました。しかし、画期的な対策は無く、今後の課題となりました。
先日、テレビの情報番組でポカミス対策の事例を取り上げていた事があったので、ご紹介致します。とある航空会社の整備担当の方々が飛行機の整備をしている場面で、作業修了の確認を指さしと呼称しながら行っていました。人間の目は、目で見ている範囲の数%しか理解出来ていないそうで、本当に集中しなければいけないポイントに目の焦点を合わせる事は、かなり大変な事なんだそうです。その負担を軽減する為に指で確認対象を指し、目の焦点を合わせやすくすることで、正確に確認ができると説明していました。また、指さしを行うことで意識が外側に向き、自分の頭の中の余計な情報が排除される効果があり、声に出して呼称することで、意識に残り、ポカミス防止につながるとも言っていました。飛行機の整備ミスは大事故につながる事から、整備士の方々重い責任感と緊張感の中で作業をしています。その中で確認作業時に無意識にかかっていたストレスの軽減にもつながっているんですね。このような方法が弊社に当てはまるか分かりませんが、参考にしていたければと思います。
先週の12、13日に大阪方面へ出張し年末のご挨拶をさせて頂きました。
お忙しいところ、貴重なお時間を頂き、ご対応していただきまして本当にありがとうございました。
今年のブログ担当も最後になりました。
来年も必死にネタを探し、楽しく、お役に立てる情報を発信していきたいと思いますので、よろしくお願いたします。